こんにちは。配当金で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
週末恒例の、今週購入した銘柄の共有をさせていただきます。
※前提、ルーティンとして毎週金曜日に約100ドル分の米国市場銘柄を購入し続けています。
今週は米国の 債券ETF である【 EDV 】【 LQD 】 を購入しました。
これまでは、2週に1度VYMを買い、それ以外の週でアルトリアグループ(MO)かファイザー(PFE)を買うことが多かったですが、久しぶりに新規銘柄の登場となります。
また日本株においては、シーティーエス(4345)を売却し、イエローハット(9882)を購入しています。
目次
今週取引した銘柄
今週は以下の取引を行いました。
購入
売却
【 EDV 】購入銘柄とその理由
購入銘柄について
【 EDV 】バンガード・超長期米国債ETF
銘柄(ティッカー) | EDV |
運用会社 | Vanguard |
ベンチマーク | ブルームバーグ・バークレイズ米国債STRIPS(20-30年)均等額面インデックス |
コアとなる銘柄 | 国債 |
残存期間20年以上の米国債 | |
配当時期 | 四半期 |
経費率(年率%) | 0.06% |
配当利回り(2024/3/9時点) | 4.58% |
EDVは米国の超長期国債のETFです。
正確には、米国債のうち償還年限(デュレーション)が20年以上のものに限定し、そのパフォーマンスを指数とするETFになります。
EDV の購入理由
これまでも何度となく触れてきましたが、今は全体的に割高銘柄に埋め尽くされていると思っています。
一方で、割安のまま放置されて利回りが高まっている銘柄があります。それが米国債ETF。
アメリカのインフレが思ったよりも収まらずに続いています。
アメリカの中央銀行FRBが利下げを先延ばしにしそうな気配があり、アメリカの20〜30年ものの米国債の指標に連動するETFのEDVが最近割安になっています。
その結果、利回りもなんと4.58%まで上がっています。VYMが3%台ですから、安全資産と言っても過言ではない米国債でこの利回りなら文句なしです。
とはいえ景気後退は必ず来ます。
なんなら、リセッションの足音がすぐそこまで来ているような兆候も見えます。
欧州、マイナス成長転落 23年10〜12月GDP年率0.2%減
そうなると、経済を冷え込まさぬよう、否が応でも利下げすることになるでしょう。
すると債券価格は上がります。
高い利回りリターンが期待できる債権の、投資対象としての魅力が向上するからです。
事実、こちらのEDVのチャートは、米国株ETFであるVTIと逆相関の推移をしています。
コロナショックのあたり、2020年上期あたりは経済不安も大きかったのでリスク低減のために買い求められたと思われ、需給主導で特に激しく動いていますね。
債権ETF、ちょっと勉強中なのでまた別エントリーを入れさせていただくやもしれません。
【 LQD 】購入銘柄とその理由
購入銘柄について
【 LQD 】iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF
銘柄(ティッカー) | LQD |
運用会社 | ブラックロック |
ベンチマーク | iBoxx リキッド投資適格社債インデックス |
コアとなる銘柄 | 社債 |
投資適格社債 | |
配当時期 | 毎月 |
経費率(年率%) | 0.14% |
配当利回り(2024/3/9時点) | 4.12% |
LQDは投資適格の社債を集めたETFです。 iBoxxリキッド・投資適格指数に連動するETFです。要は投資適格社債の指数との連動です。
LQD の購入理由
債券ポートフォリオに少し色をつけて幅を出すために購入しました。
基本的には上記のEDVとLQDを債券ポートフォリオの軸としていくかと思います。
なお、現時点では配当利回りもEDVの方が高いのでなんともなのですが、基本的には社債は『国債と株式の間のリスクリターン』であるとされます。
先日購入報告を入れた【 SJNK 】なんかはハイイールド債になるので、債券の中ではハイリスクハイリターン。
一方で国債になるとローリスクローリターン。
LQDはその中間くらいのイメージで購入しています。
一方で最も構成比が高い銘柄でも1%少々と、分散が凄く利いています。
銘柄名 | 業種 | 保有比率(%) |
BLK CSH FND TREASURY SL AGENCY | キャッシュ、デリバティブ等 | 1.13 |
ANHEUSER-BUSCH COMPANIES LLC | 非景気循環消費 | 0.25 |
CVS HEALTH CORP | 非景気循環消費 | 0.2 |
T-MOBILE USA INC | 通信 | 0.18 |
PFIZER INVESTMENT ENTERPRISES PTE | 非景気循環消費 | 0.17 |
GOLDMAN SACHS GROUP INC/THE | 銀行業 | 0.17 |
WARNERMEDIA HOLDINGS INC | 通信 | 0.16 |
AT&T INC | 通信 | 0.15 |
WELLS FARGO & COMPANY MTN | 銀行業 | 0.15 |
BOEING CO | 資本財 | 0.15 |
他方で、金融セクターに偏りがちな部分はやや注意かと。
【 イエローハット 】購入銘柄とその理由
少し長くなっていたので別エントリーを入れさせていただきます。
投稿次第追記しますが、基本的には「低PBR×連続増配」に魅力を感じての購入となっています。直近で値上がりはしているもののまだ買えると踏んで購入しました。
こちらで紹介したランキングでもベスト3に入っています。
【 シーティーエス 】売却した理由
こちらはイエローハットの逆です。
現状は連続増配をしていて好印象ではあるのですが、すでにPBRが2倍を優に超えているのと、連続増配しているといっても株価も上がっていて利回りは常に2.5%~3%近辺。
かつ配当性向も50%近くまで上がってきています。
連続増配の旨みはあるものの、今後相場全体に調整が入った際にまた買い直せばよいかと思い、一度売ってしまいました。
値上がり益により10%弱のキャピタルゲインを頂いています。
取引完了後のポートフォリオ
日本株+米国株
日本株
米国株
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