こんにちは、配当で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
冒頭に配当で人生を豊かにしたいと言いつつ、今回は値上がり益期待銘柄です。
直近、株価が上がりすぎて買うことができる株が少なくなっていませんか?
株価1000円以内で来年までに 3倍株 になりそうな銘柄3選
最近買った日本株3選
結論、以下3銘柄です。
銘柄 | コード | 業界・業種 | 株価 | 時価総額 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り |
トライト | 9164 | 人材紹介・人材派遣 | 562 | 562億円 | 15.52 | 2.67 | 0 | 0.00% |
ヤマシンフィルタ | 6240 | 建設機械 | 324 | 233.4億円 | 35.88 | 1.11 | 6 | 1.85% |
北川精機 | 6327 | 産業機械 | 700 | 5.3億円 | 7.06 | 1.42 | 8 | 1.14% |
あまり馴染みがないという方も多いのではないかと思います。
選んだ条件
以下の3つをテーマに検討しました。
・ポートフォリオ全体に与えるリスクは小さくしたい
・値上がり期待できることにこだわりたい(今配当がなくても、増配期待や、キャピタルゲインによる投資余力拡大に寄与を期待)
・同業界との比較、過去との比較において割安である
その結果、下記を条件としました。
・株価1,000円以下
・配当にはこだわらない
・3年で3倍を目指せそうな期待が持てる
上記3銘柄の購入理由
トライト
医療福祉系に強い人材派遣・人材紹介の企業です。
いわゆる「IPOセカンダリー投資」になります。
★メモ:IPO
IPOとは「Initial Public Offering」の略語で、新規公開株や新規上場株式を意味します。IPO投資とは、新規公開株式(以後IPO株とする)へ投資する手法のことです。多くの株式が上場後に公募価格よりも高い初値をつけることから、投資初心者にも人気があります。
あまりにIPO投資の人気が高いことから、IPO株を購入するためには、抽選が必要になる場合がほとんどです。抽選に当たる確率は、一般的に1〜2%が目安とされています。
セカンダリー投資では、上場直後の初値でIPO株を購入して利益を狙います。IPO株を購入するための抽選に外れた人でも、この手法であれば利益が狙えます。IPO株は、上場以降も株価が上昇する可能性があるからです。
(中略)
特に、IPO時の公開価格を下回る「公募割れ」の株を購入した場合は、安い資金で大きな利益を狙うことも可能です。
IPO株を上場後に購入するメリット・デメリットは?手順や確認事項も紹介
要は普段の高配当投資に比較するとリスクリターンの振れ幅が大きい投資法になります。
ただ、トライト社が事業領域としている「医療」「福祉」といった業界は慢性的に人手不足であり、今後も不足の度を増していくと想定されています。
https://www.bcnretail.com/market/detail/20181024_90265.html
背景としては
・オペレーションが複雑かつ繊細で機械やAIを使った省力化が難しく人力に頼らざるを得ないこと
・排泄物のお世話など、精神的負荷も大きいこと
・給与が低く人材が集まりづらいこと
・上記から就職しても定着率が低いこと
などがあるでしょう。
また正社員雇用は社会保険コストが給与の15%上乗せでかかるなど、企業にとって大きな負担になる反面、
労働規制上解雇のハードルも高く、その面で正社員ではない形で雇用できる「人材派遣」の業態は日本に特異的に需要あるビジネスとなっています。
一方でトライト社。PERやPBRは業界平均よりも低く、割安水準となっています。
以下、人材派遣業界のPERランキングです。
同じく医療福祉系の人材業界の銘柄も含まれていますが、今後の需要拡大を見据えたときにはどうやっても30倍くらいまでは見込んでもよいのではと思います。
つまり2倍くらいまでは普通に狙えるのではと。
先ほどの人材不足のデータは2030年の表したものになりますので、5年という中長期スパンですと5倍くらいまでは狙っても良い気はします。
どうやら人材紹介も含んでいそうですが、言いたいことを汲み取っていただくにはちょうどよいので引用しましたw
なおIPO後、公募割れの株価をつけている点はやや気になりますが、今後の需要拡大はほぼ確実と思いますので、その投資妙味に期待してしばらく持ち続けたいと思います。
7月にIPO以後、35%以上値を下げています。ただここで底打っての株価上昇に期待したいです。
ヤマシンフィルタ
建機や産業機械などに用いるフィルタを手掛ける企業になります。
アメリカ大統領選を見据えた銘柄購入になります。
今回もバイデン vs トランプの対決になりそうです。
2020年の大統領選の際の資料ですが、両者の政策の比較はこんな感じ。
トランプが大統領になった場合はアメリカのインフラ・住宅セクターへの資金流入が一気に進みそうです。
と思ったときに建設機械。
ただこれはほぼ全員がイメージが出来てしまうであろうかと思いますので、妙味がありません。
ですので、その中でも日本人だから知っているニッチトップな銘柄を攻めました。
正直、企業紹介をつらつら記載するよりもオフィシャルyoutubeチャンネルに紹介動画がありましたのでこちら見ていただくのが早いです。
建設機械系のフィルターでは世界トップシェア。
建設ニーズが高まる→建設機械のニーズが高まる→当社のフィルターのニーズも高まる
こういったスパイラルを期待したいです。
実はすでに過去のトランプ政権下で同様のサイクルが起きていたようで、
もともと200円に満たない株価だったところ、
トランプ大統領就任後に1500円。2017年→2020年にかけては1000円あたりをウロウロして、最終的にバイデン就任で値下がりする直前は1200円程の値を付けていました。
ここから考えると、トランプ大統領が再選した場合
・楽観シナリオ
324円→3000円のテンバガー
・中庸シナリオ
324円→1200円の4倍株
・悲観シナリオ
324円→1000円程度。これでも3倍株
この辺りは期待できそうです。
北川精機
プリント基板プレス装置、新素材プレス装置、ラミネータ装置、FA・搬送機械の製造販売を行っています。
半導体製造に強い企業になります。
半導体は直近でも、生成AI(人工知能)向け需要の拡大や、メモリー市況の復調が期待されるなど投資テーマとして人気を集めています。
こちらの企業はプリント基板用のプレスを主力としており、半導体パッケージに使用される銅張積層板を成形するプレス装置で世界トップシェアを持っています。
パッケージ技術の高度化で同社の存在感も高まりそうです。
↓要はこういうの作っています。
株価自体はかなりの期間横ばいとなっていますが、ここにきて半導体銘柄がどんどん伸びてきていますので、時価総額の小さいこちらの企業はボラティリティを大きくとってぐっと伸びることを期待したいです。
半導体製造装置メーカーのPERを眺める感じ、PER20倍くらいまで期待したいので目安は2000円くらいかなと。
以上になります。
★3/27追記:購入から約3か月の段階で一度振り返り報告を入れました!
値上がり期待の投資といえば「テンバガー(10倍株)」が一番耳障り良いですが、
「10倍株を狙って銘柄を選び、実際は3倍時点で売っちゃう」とかが一番持続性・確実性のある投資なのかなーと思っています。
今回はここまで。
今週は本業で案件が非常に忙しく、あまり更新できませんでした。
ただ結構アクセスも多く、いわゆる「バズった」エントリーを投稿することができました。良ければ一緒にお読みください。
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