こんにちは。配当で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
2024年は新NISAも始まりましたが、皆様の投資戦略・銘柄選定のご状況はいかがでしょうか。
投資目的の策定→投資戦略の設計→買いたい銘柄の抽出→タイミングを見て購入
これが合理的な投資に近づく思考プロセスになろうかと思います。
新NISAが始まったこともあり、計画的・戦略的な投資がより求められる環境になっていると思います。
「どの銘柄を」「どのくらいの優先度で」購入するかを早い段階で検討しておくことが、合理的かつ納得度の高い資産運用につながると思います。
というわけで、今年購入したい 日本株 の10銘柄を紹介させていただきます。
なお長くなりましたので前後編の2つに分けさせていただきます。
後編はこちらへ↓
目次
2024年に買いたい 日本株 10銘柄
ジャックス
企業概要
大手クレジット会社、三菱UFJ銀行系列。ショッピングクレジット・オーローン取扱高シェアは国内2位。海外はベトナム・インドネシアで二輪車の販売金融・クレジットカード業務を展開。
投資方針
PER・PBRともに過去推移と比較すると高めです。
同時に配当利回りも平均を下回る状態。
一方でPER・PBRのグロス自体は割安水準です。コロナショックでの凹み方も緩やか、かつ増配が続いていることも考えると、今後も続伸し続ける可能性があり早いうちに購入しておいた方が良いかもしれません。
少し相場がゆるむタイミングがあれば狙いたいと思います。
株価推移
業績推移
青棒グラフ:業績 赤折れ線グラフ:利益
配当推移
※配当利回り推移
株価指標(PER・PBR)
●PER
●PBR
武田薬品工業
企業概要
国内トップのグローバル製薬会社。海外製薬企業をM&Aして拡大中。一方で一般用医薬品事業は売却。
投資方針
経営陣が海外勢に挿げ替え、ならびにシャイアー買収の巨額さが嫌気されて以降、敬遠されがちな印象です。
一方で直近では強気の増配。配当性向が300%を超えたことでも話題を呼びました。
とはいえ当初嫌気されていた負債は順調に返済されているのと、製品群は優秀であり継続して利益は挙げられる体制には違いないことから、妙味があるとして購入を検討しています。
実は、転職エージェントの前は製薬企業の営業(いわゆるMR)をやっていたので、ここの凄さは理解しているつもりですw
株価推移
青棒グラフ:業績 赤折れ線グラフ:利益
配当推移
※配当利回り推移
株価指標(PER・PBR)
●PER
●PBR
稲畑産業
企業概要
ケミカル系商社、住友化学系列。自動車分野、ライフサイエンス・医療分野、環境・エネルギー分野への取り組みを推進。海外事業の割合は約70%。住友化学の持分法適用会社。
投資方針
こちら、高配当投資家の皆様が大好きな銘柄。稲畑産業です。
チャート的にはまだもう少し伸びそうな気配はありますが、PBRはついに1倍が見えつつあります。
割高・天井にも見えなくはないですが、こう見えて配当性向は30%少々と余裕が感じられます。
直近で住友化学が株式の売り出しを公表しており、1/8時点でPTSで株価が5%程度下落しています。
しかし稲畑産業自体に何か懸念があるわけではないので妙味が生まれそうです。
明日1/9も同程度安く買えるようであれば、それ次第で購入をしたいと思います。まずは2月に予定されている四半期決算で上がりそうな気もしており。
株価推移
業績推移
青棒グラフ:業績 赤折れ線グラフ:利益
配当推移
※配当利回り推移
株価指標(PER・PBR)
●PER
●PBR
オリックス
企業概要
国内最大手の総合リース会社。金融、自動車関連、不動産、産業/ICT機器、事業投資、環境エネルギー関連の多角的な金融サービスをグローバルに展開。
投資方針
こちらも高配当投資家の皆様が大好きなオリックスです。
灰藤は買っては売り買っては売りしている銘柄になります。(笑)
本当はずっとホールドしていたいのですが、いつも「ここが天井なのでは?」と思って売ってしまいます。苦笑
今回は長く持ちたいです。
リース企業は商材の価値が算定しやすいため、企業価値を測りやすく、比較的いつも適正に企業価値の判断ができる印象です。
コロナ禍で世界中で現金が配られたことで、貨幣価値が短期間で変動することで企業価値が分かりづらくなっていると思います。
その状況下においては価値が分かりやすい企業に投資することがリスクのケアにつながるのでは。同様に考える人は特に機関投資家を筆頭に多く存在し、そういった企業にはお金が集まりやすくなるのでは?という考えのもと、リース業界に妙味を感じています。
上記考えのもと、三菱HCキャピタルも保有しており、おかげさまで2倍株になりつつあります。
株価推移
業績推移
青棒グラフ:業績 赤折れ線グラフ:利益
配当推移
※配当利回り推移
株価指標(PER・PBR)
●PER
●PBR
大江戸温泉
※こちらは個別株ではなくREITになるので紹介の仕方も少し異なりますが参考まで。
企業概要
温泉宿泊施設の再生事業に強みを持つ大江戸温泉物語グループをスポンサーとするJ-REIT。スポンサーが運営する温泉・温浴施設を主要な投資対象とするが、2023年2月にアコモデーション施設を投資対象に追加した。ホテルは賃料の90%以上が固定収入であり、ホテル主体型リート中では最も比率が高い。旗艦物件は四国香川県にある「大江戸温泉物語レオマリゾート」。(2022年10月時点)
概要 - 大江戸温泉リート投資法人 - J-REIT情報 - Yahoo!ファイナンス (japan-reit.com)
投資方針
株価ならびに利回りは横ばい。
コロナ禍で大きくダメージを受けた業界ですが、今後はインバウンドの波も期待できると思います。
また直近ですと、当REITを資産運用している『大江戸温泉アセットマネジメント』の全株式を『アパホールディングス』が取得することが発表されました。
『アパホールディングス』は名前の通り、あの全国最大のホテルチェーンである、アパホテルを運営している企業になります。
財務基盤の強化が課題とされていた当投資法人に対し、アパホテルがバックにつくことで短期での経営立て直しが期待できるのではと思っています。
こちらは早いうちに購入したいと思います。
株価・利回り推移
物件の運用状況の指標
分配金推移
大江戸温泉リート投資法人 |JAPAN-REIT.COM - 全ての投資家のための不動産投信情報ポータル - J-REIT情報 - Yahoo!ファイナンス
以上、前半の5銘柄になります。後半は後日に別エントリーで投稿させていただきますので、併せてご確認ください。
★1/12追記:以下で後半を投稿しました
早いスケジュールで戦略検討→実行のサイクルを回すことで合理的・戦略的に人生を過ごすことができる、これは私の人生の指針でもあります。
かなり初期の投稿でも同様のことを述べていましたなあと思いだしました。
今日は以上です。
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