【投資妙味ある？】10-12月に 大幅下落 した驚きの３つの銘柄を追いかけてみた

こんにちは。配当で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。

今回は、昨年10-12月に株価が 大幅下落 した3銘柄を追いかけてみて、今は買い時なのかどうか？を考えていきたいと思います。

大幅下落 を追いかける理由

ビジネスにおいて、「安く買って高く売る」ことは鉄則です。

同じ値段で売るのであれば、仕入れ値が安い方が利幅が大きくなるので当然ですね。

株式投資においてもそれは例外ではなく、非常に重要です。

そしてインカム投資においては、「安く買う」ことの重要性がさらに大きいです。

インカム投資において重要となる配当金ですが、配当利回りの平均はせいぜい3~4％です。

例えば局地的に安くなったタイミングで相場よりも5%安く買うだけで、1年分の配当金を前取りできた以上の効果があると言えます。

今回挙げる銘柄は全体的に円高に弱い銘柄であり、当時の為替状況に左右されていた感じもありますね。

こういった

の乖離が大きいとき、インカム投資としては安く買えることになる旨味がある状態となります。

大幅下落 した３つの銘柄

銘柄	コード	業界・業種	株価（円）	時価総額	PER（倍）	PBR（倍）	配当（円）	配当利回り
アステラス製薬	4503	医薬品	1688	3.05兆円	31.12	2.01	70	4.15%
クミアイ化学工業	4996	化学	848	1129億円	5.66	0.77	28	3.30%
本田技研工業	7267	輸送用機器	1583.5	8.6兆円	7.06	1.42	58	3.66%

アステラス製薬

優秀な製品をもつ製薬メーカーでしたが、パイプラインが不調となっており、業績の下方修正が下落に拍車をかけています。

こう見ると、やはりファイザーのパイプラインの盤石さはすごく魅力的です。

【利回り5.9%で過去最高】今週の取引銘柄。ファイザー（ PFE ）と日本株45万円分

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さてアステラスですが、現在配当性向は100%を超えてしまっている状態。

パイプラインの不調は今後も続く見込みであり、他社から製品導入をするなどして商材を増やしていかない限りは業績・株価の回復はしばらく待たなければならないかもしれません。

しかし今期増配予定となっており、強気の裏には自信があるのだとしたら、武田薬品同様に投資妙味が生まれる可能性があります。

企業概要

国内3位の大手製薬会社。海外売上高比率は80%超え。

株価指標

昨年10月ごろから大きく下がり、ピーク時から10-15%程下落しています。

配当指標

増配と株価下落によって利回りは過去最高水準になっています。

※配当利回り推移

クミアイ化学

こちらは農薬ですが、同じく特許に頼るビジネスモデルゆえのつらさがあります。

ヒット商品が生まれないことには難しいですね。あと海外売上高比率の高さゆえに円高の影響もありそうです。

企業概要

農薬専業の化学薬品メーカー、JA系列。

海外売上高比率は60%超え。

株価指標

この1年間の株価推移です。

昨年末に減益＆減配予想を出したことで一気に売りが進み、株価が急落しました。

配当指標

減配とはいえ3%以上はあるわけですが、今後明るい見込みがあるわけでもないので、投資対象としての魅力は限定的ですね。

※配当利回り推移

本田技研工業

こちらは株価も戻ってきており少し期待が持てそうです。

円高懸念はありますが、製品優位が崩れるなどビジネス上の何か懸念があるわけではありませんので、中長期的には円安方向に触れることを考えると今は買い場かもしれません。

投資余力を見ながら購入検討したいと思っています。

企業概要

国際的な自動車メーカー、自動車世界8位・オートバイ世界1位。

四輪車・二輪車のグローバル供給を中核に、船外機・小型ジェット機・ロボットなど多角的な事業展開。

株価指標

この5年間の株価推移です。

昨年末にかけて大きく下げましたが、持ち直しつつあります。

配当指標

※配当利回り推移

　

　

以上になります。

ちょっと今週も本業が忙しすぎて投稿頻度を保てていません。

自分が担当する組織の4月からの組織体制・戦略を策定しているのですが、大詰めを迎えてつつあります。

投稿継続できるよう頑張ります。

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