こんにちは。配当で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
クリスマスも終わってすっかり年の瀬ですが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。
今回はすでに権利落ち日は終わってしまいましたが、12月確定銘柄の紹介です。
先日駆け込み気味に購入した銘柄である CDS (2169)について紹介させていただきます。
CDSについて
直近は現金比率を高めたいと思っており、本当は今年はもう日本株は買うつもりはなかったのですが、ついつい買ってしまいました。
買った際のエントリーはこちら。
タイトルの時点で買ったことを半分後悔しているのがウケますw
CDSはスタンダード市場に上場している、時価総額100億円程度の「小型株」になります。
株で「CDS」といえば真っ先に思い浮かぶのは「クレジットデフォルトスワップ」なんですけどねw
★メモ:クレジットデフォルトスワップ
信用リスクは、広義では株式、債券、ローン、売掛金などを含む企業の倒産リスク全般を指します。従来、企業の信用リスクは、債務保証や倒産保険などの契約形態でヘッジされてきましたが、これを国際的に統一化し流通可能な取引形態にしたものがクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)です。言い換えれば、CDSは企業の信用リスクを取引するための商品です。
https://www.jpx.co.jp/markets/derivatives-indices/cds-indices/02.html
事業内容の概要
さて気を取り直して。
CDS株式会社は、愛知県岡崎市に本社を置く、製品開発・生産技術分野における3D-CADを用いた設計業務支援及び製品マニュアルなどの文書作成を行う会社です。
要は、モノづくりをするうえにおいて、
・製品を考える支援
・頭で考えたものを実際の製品に落とし込む支援
・製品の開発意図を踏まえたうえで仕様をマニュアルに落とし込む支援
を行っている企業になります。
前提として、メーカーでは一般的に下記のフローで開発が行われます。
企業HPから引用
左にあればあるほど上流、右にあればあるほど下流という表現をすれば、
上流においては例えば「コンセプトの提案」、
下流においては、実際の消費者へのデリバリーにおける「取扱説明書の作成」や、その電子化・翻訳なども行っています。
クライアントの技術や製品の深い理解と、担当者レベルでは阿吽の呼吸のコミュニケーションが求められる、大変な信頼関係の必要な営みです。
その分参入障壁が高く、一度契約した場合にはそう簡単にリプレイスされるようなサービスではないかと思っています。
なおエージェントらしさを感じさせずにIndeedで求人情報を検索したところ、12/28時点ではCDSは「設計技術者」を募集しているようです。
募集背景まではうかがい知ることが出来ませんでしたが、引き合いの高さを感じさせられました。
株価指標はどんな感じか
●株価推移
徐々にではありますが右肩上がりの推移です。
直近1年位は横ばい推移が続いていますね。
PER・PBRは過去の推移から言っても割安水準となります。
5年レンジの平均を下回っており、直近2年だと最も割安な状態ですね。
現在の配当予定利回りは3.83%です。
●PER
●PBR
●配当利回り推移
直近事業の状況
今期は過去最高業績を更新予定となっておりますが、3Qまでの業績の進捗率が冴えなかったことで、上記の通り株価は下落トレンドとなっています。
ではなぜ買ったのでしょうか?
購入した理由
配当利回りが過去推移から見ても高い水準となっており、投資妙味がありそうです。
そして最新12/20付のIRでは増配がアナウンスされました。
当社の財政状況、資産の見通し等を総合的に勘案した結果として、期末配当金につきましては、 前回予想の1株あたり 32 円から2円増額し、1株あたり 34 円に予想を修正いたします。
ちなみに2012年以降、減配はなく、維持あるいは増配です。
2014年からの10年で配当は180%近くに伸長していますね。
直近の業績進捗率が冴えないのは事実ですが、
・事業概要から見える参入障壁の高さ
・直近で最高業績更新予定&増配姿勢であり余地もあること(配当性向約40%)
・過去から見たときにかなり割安水準にあることが伺えること
このあたりを踏まえると投資妙味を感じています。
現状の配当利回りでも3.8%と既に高めな水準ですが、今後の増配でさらに旨みが出てくることを期待したいです。
参考になりましたら幸いです。
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