こんにちは。配当で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
先日、『"地味だが有望"な日本株3選』ということで、
高配当投資をするにはやや株高な今だからこそ、高配当投資からは少しズレるものの、将来の種銭を目的に仕込んだ銘柄を紹介させていただきました。
今回も同様に、高配当投資で選ぶ銘柄ではないが、将来的(半年~1年)でキャピタルゲインが大きく見込めそうな銘柄を購入したので紹介です。
目次
成長期待銘柄として ナガオカ (6239)を購入
購入した銘柄
すでに冒頭で触れましたが改めて。購入銘柄はナガオカ(6239)です。
銘柄 | コード | 業界・業種 | 株価(円) | 時価総額 | PER(倍) | PBR(倍) | 配当(円) | 配当利回り |
ナガオカ | 6239 | 機械 | 1,181 | 83億円 | 9.6 | 1.48 | 23 | 1.95% |
選定した際の条件
冒頭にリンク掲載しましたエントリーと同じですが、下記を条件としました。
・株価1,000円以下
・配当にはこだわらない
・3年で3倍を目指せそうな期待が持てる
背景となっているのは以下です。
・ポートフォリオ全体に与えるリスクは小さくしたい
・値上がり期待できることにこだわりたい(今配当がなくても、増配期待や、キャピタルゲインによる投資余力拡大に寄与を期待)
・同業界との比較、過去との比較において割安である
ナガオカ(6239)に関しては、株価は1180円と少し足が出てしまっているのですが、そこは目をつぶっています。
それでは、購入理由に移りましょう。
購入理由
前項の条件で銘柄をスクリーニングし、実際にナガオカ(6239)が購入にまで至った理由は以下の3つです。
①国策に合致。テーマ性のある銘柄である
②株価指標が割安である
③業績予想に折り込んでいない大口受注がある
①国策に合致。テーマ性のある銘柄である
ナガオカ社はスクリーン(取水管)メーカーです。日本の取水管の国内シェアの70%以上を持っています。
↓スクリーンとは、こんなやつです
企業HPより引用
そもそもですが、日本のインフラにおいて、上下水道は老朽化対策の必要性が急騰しています。
”水道管の法定耐用年数は40年だが、1950年代後半から70年代前半の高度経済成長期に整備された施設が多いのが理由だ。
耐用年数を超えた水道管路の割合は年々増えており、20年度には20.6%となった。10年度には7.8%だったことからも、直近で著しく老朽化が進んでいることが分かる(図1参照)。当然、水道管路の更新が必要だが、更新率は年々低下。20年度は0.65%だった(図2参照)。”
ナガオカ社は、上下水道工事の企業を買収し、受注機会を拡大させています。
(そういえば建設・建築の人手不足は、同じく購入したトライト(9164)が人材派遣・紹介でカバーしていますね…)
②株価指標が割安である
現在PERは9.6倍。PBRは1.48倍。
いわゆる「グレアム指数」は15未満ということになります。
22.5を割っていると割安、というのが定石ですから、ナガオカ社は割安ということになります。
★メモ:グレアム指数(ミックス係数とも)
ベンジャミン・グレアムが提唱したもので、ミックス係数とも。
グレアム指数=PER×PBR
PERとPBRという指標を用いることで、当期純利益と純資産を活用して株価の割安性を評価することが可能になります。
この指標を用いることを提唱たベンジャミン・グレアムは、ミックス係数が22.5倍以下の銘柄に投資することを推奨しています。
また自己資本比率は63.4%、営業利益率16%、ROE16.4%と財務も良好であり、大きく崩れる心配はしていません。
③業績予想に折り込んでいない大口受注がある
なんといってもこれが最大の理由になります。
直近で大口受注を獲得していますが、業績予想には折り込んでいないとのこと。
時価総額が80億円少々のところ、今回の受注は8億円。
業績の上振れがかなりの確率で期待できるでしょう。
上記より引用。
目標とする株価
ひとまずは上場来高値である1760円を目指したいです。
その後、ダブルバガーとなる2300円付近までは狙いたいですね。
ただ、業績・財務を見たところ、全然テンバガーくらいまではありそうにも見えます。
ダブルバガー以降いつまでホールドするか?は様々な事情を加味しながら検討したいと思います。
↓↓↓良ければポチっと、よろしくお願いいたします↓↓↓