こんにちは。配当金で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
年末に向けて皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は東海道新幹線の『のぞみ』は全席指定席で運行しているみたいですね。
かつ、チケットの販売についても、これまでは1か月前からしか購入できなかったものが、
直近で運用変更があり、どのタイミングから予約ができるように変更されているということ。
その結果、今の段階ではもう残席がほとんどなさそうだというような報道も。
新幹線満席になるのってこんなに早かったでしたっけ?
「いつスタートしてもいいよ!」という束縛の少ない自由なルールのもと、決まった席を奪い合う構造。
これは今の就活とも同じ構造だなあと思う次第です。
就活時期に制限がなくなり「通年採用」が実現された結果、最も割を食うのはボトム層のようですね。
コンテンツサマリ
- 今年の新幹線予約は苛烈が予想された
- 全席指定席での運行
- 予約タイミングの緩和
- 何が起きたか
- 良さげな電車はすでに満席
- キャリアの過ごし方と似ている
- これからのサラリーマンに求められるものとは
今年の新幹線予約は苛烈が予想された
冒頭の通り、今年の年末年始の新幹線予約は苛烈な競争が生じることが予想されていました。特に『のぞみ』。
ひかりやこだま、あと東海道・山陽新幹線以外は除きます。
東海道新幹線、年末年始の予約状況を発表「ほぼ満席」も…「のぞみ」全席指定席化で「お早目に」【主要駅の状況一覧】
<JR東海の株価推移>
上記ニュースの影響は小さいかと思われますが、本日の株価は前日比+1.19%で終えています。
10月末に業績の上方修正を行って以来、上昇トレンドです。
直近はコロナ対策の中で人流自体が抑制されていたので揺り戻しはあるかと思いますが、今回ここまで混雑となっている要因は以下2点です。
- 全席指定席での運行
- 予約タイミングの緩和
①全席指定席での運行
今年の年末年始は、東海道・山陽新幹線は「全席指定」で『のぞみ』を運行しています。
※立ち乗り(座席をとらずデッキや通路に陣取ること)は規制されていないようで、
結局は当日は席がない人たちが車両間のデッキにあふれかえる画は変わらず、結果的な混雑度は例年並みなのではと思いますが、
座りたければ席をあらかじめ確保せよ
という運用になりました。
②予約タイミングの緩和
こちらはこの10月からの運用変更です。
これまでは1か月前からの予約となっていましたが、
10月以降は【EX予約限定で】1年前から予約可能となっています。
EX予約限定なのがミソです。
”エクスプレス予約では、乗車日1年前(前年同日)の5:30から発売を開始します。”
https://expy.jp/faq/category/detail/?id=42
どの座席なのかは1か月前にならないと分からないですが、席の確保自体は1年前から可能になりました。
飛行機なんかは以前から割とこんな感じですよね。
何が起きたか
良さげな電車はすでに満席
10月以降、年末年始の予定が固まっている方から先々に予約を入れていったことが考えられます。
おそらくGWほか長期連休シーズンの予約を入れていっている方も多いでしょう。
その後、JR各社が公共交通機関に周知広告を掲載したり、テレビCMでも広報を開始しましたので、認知する利用者も増え、ますます予約が殺到したものと思われます。
世の中の年末年始はこんな感じ
https://yokens.jp/blog/newyear-holiday/より引用
そして現状の混雑状況はこんな感じ
<東京駅>
(下り)12月29日~30日の各日午前に東京駅を発車する「のぞみ」号は、ほぼ満席となっており、「ひかり」号には混雑が見られます。その他の列車は、お席に余裕がございます。
(上り)1月2日~3日の各日午後に東京駅に到着する「のぞみ」号と「ひかり」号に混雑が見られます。その他の列車は、お席に余裕がございます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d6a4eb779d7b00c581284e4f53d2423e3d0d888
年末年始、皆様大移動でございます。
そもそも年末年始に必ず帰省をしないといけないものでもないと思ってしまうのですが、
それでも何とかして移動したい方は、違う日程になんとかずらすか、
あるいは立ち乗りは許容されているので押しくらまんじゅうを我慢するか、ですね。
頑張りましょう。
キャリアの過ごし方と似ている
今回、早々に新幹線予約できた方は何が良かったのでしょうか?
以下だと思っています。
- 年末年始の予定を早くに立てていた
- 情報を早々に得られていた
- EX予約を使えていた
こう整理したうえで抽象化してみましょう。
これは人生・仕事そのものの成功ファクターを表しているようにも見えます。
- 年末年始の予定を早くに立てていた
- ⇒管理能力の高さ
- 情報を早々に得られていた
- ⇒アンテナの高さ
- EX予約を使えていた
- ⇒リテラシーの高さ
こういった些細なテーマも抽象化することで学びがありますね。
これからのサラリーマンに求められるものとは
「管理能力を高める」「アンテナを高くはる」「リテラシーを高く持つ」
これらは独立した事象のようで、実は1つの要素に全て紐づいています。
それは【目的意識】です。
「●●のために生きている、今この瞬間がある」という意識を強く持てていると、
・時間軸ごとの行動を自律的に考え(=管理能力の高さ)、
・情報に対する感度が高まり(=アンテナの高さ)、
・情報にリーチする手段を増やす(=リテラシーの高さ)
ことにつながります。
「何を目的に日々を過ごしているのか?」というセントラルクエスチョンがあれば、あとは自動的に体・脳が動いてくれるという分けです。
昨今、chatGPTをはじめ生成AIが台頭してきており
ホワイトカラーの職は早ければ数年以内に意義を失うものが多く出てくるでしょう。
意義がない・価値がないものにリソースを投下するには、何かの理由が必要です。
なぜあえて●●するのか?と。
仕事という人生の大部分が費やされるものがそういった位置づけのものになるのだとしたら、
我々サラリーマン・ホワイトカラーの人間は「なぜ働くのか?」「自分の人生の目的は何か?」と問われることになるでしょう。
逆に、それが答えられない人間は淘汰されるでしょうね。
自らが人材紹介するときにも、そういった視点でキャンディデートに内省してもらえるように心がけています。
長くなりましたのでここまで。
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