こんにちは。配当で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
ここ最近、景気がいいですね。 株高 です。
バブル後最高値 日経平均株価 一時3万8000円超 なぜ日本株価上昇?要因を解説【news23】
上記の記事では
①円安により海外投資家目線ではドルベースの日本株が割安に見えていること
②中国への投資マネーが日本に流入していること
の2点が挙げられていますが、記事によって・話者によってそれ以外の様々な 株高 の要因が挙げられたりします。
今回はそちらを集約して、もう少し網羅的に要因をまとめたいと思います。
7つはまとまっているのか?というツッコミは無しでお願いします
日本株が 株高 になっている7つの理由
- 東証が上場企業にPBR改善を要請
- 日本経済への期待(賃上げ、インバウンド…)
- 円安(日銀の金融緩和継続)
- 米インフレ鎮静化
- AIブームで半導体株など活況
- 中国→日本への投資マネー流入
- 新NISAへの期待
①~⑦までまとめてみましたが、いかがでしょうか。
個人的には、一過性で終わりそうな要因が少なく、今後も株高が続くのではないかと思ってしまいました。
今後の展望予測
①~⑦それぞれの今後の展望について個人的な見立てを記載します。
①東証が上場企業にPBR改善を要請
→継続
「PBR1.0倍を割っている=株主軽視、経営問題」な風潮が出来上がりつつあり、今後も改善の流れは続きそう
②日本経済への期待(賃上げ、インバウンド…)
→フラット
世界中に日本が斜陽であるという共通認識が根底には存在する気がしており、アメリカの景気動向や他のネガティブなニュース1つで一変する可能性はある。
③円安(日銀の金融緩和継続)
→継続
中長期的に見て日本円が安く買われる構造は継続する見立て。
ドルベースで日本円がディスカウントされて見える画は継続すると判断。
またそれに伴って輸出企業の好業績も期待できる。
④米インフレ鎮静化
→継続?
インフレは完全に沈静化していないものの、ソフトランディングの道筋は立ちつつある。
経済成長は堅調。失業率は低位安定で労働市場は強い。
一方でインフレ指標であるコアCPIは1月に大幅上昇。火種を抱えている状態。
⑤AIブームで半導体株など活況
→継続
AIブームはこれから。
半導体市場は2030年に1兆ドル規模へ、24年と25年に2桁成長
半導体製造装置において日本は米国に次ぐ31%、主要半導体部素材においては世界トップの48%のシェアを誇っています。
熊本県に日本工場が誘致されたことでも話題になった台湾TSMCは前工程である微細な半導体チップの製造で世界トップですね。日本は後工程。
⑥中国→日本への投資マネー流入
→継続?
ここにきて中国経済は傾きつつあります。独裁国家は経済指標を恣意的に改竄する傾向(*)もあるというのが一般論ですので、日本株が有望である現状、中国への投資は一段弱まり続けるかもしれません。
*衛星写真から見える「夜間の光の量の経年変化」と「経済成長」を紐づけると、経済指標を改ざんしてもバレてしまうという社会研究があります。
⑦新NISAへの期待
→継続
個人投資家はこれからも参入し続けますので、これが底支えになるでしょう。
最後に
ここまでまとめてきたように、長い目で見たら株価は上がるっていうのは同意です。
一方で長い目で見ると再びリーマンショックのようなことが起きるのもまた事実です。
途中経過がどんなに順調でも、余力は常に残しておきたいと思います。
なお「⑥中国→日本への投資マネー流入」の欄で触れました、経済データの読み解きについて。以下の書籍がオススメです。
相場の大局観を養うために必要なのは「経済指標」を読むことですが、
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