こんにちは。配当で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
日経平均 株価が史上最高値を更新、40,000円も視野に入ってくるなど景気がいい話が続いていますね。
我々人材業界の人間は、景気の良し悪しで求人動向が変わってくるため、景気がいい話は大好きです。
夜な夜なキューピーコーワゴールドを飲んで「界王拳」を使って日々頑張っています。笑
一方で、かの有名なウォーレン・バフェット氏によると、これから高リターンを生み出す候補がほぼないとのこと。
目次
ウォーレン・バフェット氏 今年の「株主への手紙」
今後の株価については投資家の期待を抑制し、業績は平均的な米国企業を「若干上回る」程度だろうと指摘。規模が巨大になったため「目を見張るようなパフォーマンスを達成する可能性はない」と述べた。
「米国には本当の意味でバークシャーに目立った変化をもたらせる企業がほんの一握りしか残されておらず、そうした企業は当社や他の企業によって際限なく選び抜かれてきた」としている。
バフェット氏「目を見張る」業績終わった、長期的に株主貢献へ
バフェット氏の率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは、銘柄を適切にスクリーニングしたうえで割安な株を買うスタイルですので、現在の米国市場はそれだけ割高な銘柄に埋め尽くされているということなのでしょう。
一方国内の株式市場は未だに活況。
海外からの資金流入も続いており、このまま40,000円を突破して上がり続けるという予測が多いですよね。
現に、このエントリーを執筆している2/28の株価は39,208円。あと一歩です。
一方で、今はバブルであり、再びバブルが弾けて大暴落がやってくると予測するエコノミストもいます。
私自身は配当をベンチマークとして銘柄を選定しているので、日経平均がどうなろうがそこまで関心事ではないのですが、世間的には上昇し続ける景気がいい方が望ましいですよね。
日経平均 株価が史上最高値に思うこと
結論、「いよいよバブル崩壊間近か?」などと予想することは時間の無駄だと思っています。
株価は無数の変数によって変動します。直接的な相関関係にある要因もあれば、「風が吹けば桶屋が儲かる」の極致のような要因もあるはずです。
それらを全て読み込まなければ株価は予測できません。
「どのように推移するのか」を予測することさえ、現在の技術水準においては難しでしょう。
どれだけ最高スペックのコンピュータを駆使したところで、短期・中長期ともに指数を予測することは不可能。
したがって、40,000円を超えるだとか、そのあとも伸び続けるだとか、そういった予測に意味がないと考えます。
我々個人投資家がやるべきことは?
価値ある企業が買われすぎている状態なのであれば、出来ることは以下5つでしょう。
①株以外に投資する
②日米以外、特に新興国に投資する
③今は価値が認められていないがイノベーションのタネに投資する
④徹底的に分散投資する
⑤敢えて投資しない
①株以外に投資する
投資は株以外にもあります。債権や不動産などにポートフォリオを一部割くのもいいと思います。
最近はインフレで金利も上がっており、米国債でも安定して4-5%のインカムゲインは期待できます。
債券ETFなんかもリスクが少なくて良いかもしれません。【AGG】【BND】なんかが有名ですよね。
②日米以外、特に新興国に投資する
バフェット氏の発言は米国市場を念頭に置いたものかと思いますが、新興国市場では依然として成長の白地が大きいです。
もちろんリターンとリスクは裏表ですが、自身の得意な領域で銘柄見立てができるようであればその領域に絞るなどするといいかもしれませんね。
個別銘柄ではなく新興国ETF、あるいはオールカントリーETFでも一定良いのではと思います。
③今は価値が認められていないがイノベーションのタネに投資する
未来のGAFA、NVIDIAを見つけていこうという話です。
これからはGAFAではなく「GOMA」だ!みたいな、言説も出てきています。
この手の銘柄探しに徹するのは未来を想像することにもつながり、あーでもないこーでもないと楽しみながら投資ができると思います。
PERとかEPSとか、指標に追われるとキリキリしちゃうので。
④徹底的に分散投資する
これ、基本すぎて忘れていました。1番重要だと思います。
①~③は結局分散の仕方のアプローチを説明しているに過ぎず、上位概念として存在するセオリーは「分散投資の徹底」。これに尽きますね。
様々なセクター、地域、金融商品(債券、不動産)に投資を分散させ、全体のポートフォリオを盤石にする。
大当たりはしないですが、大崩れもしなくなります。
今が割高なのであれば上げ下げでいうと下げの可能性の方が高いわけですから、ここは分散で守りに入るのが得策だという考えも一定経済合理性があるでしょう。
⑤敢えて投資しない
これも意外とあると思います。「休むも相場」です。
もう分からないから最低限オールカントリーETFだけ買っておいて、他は今は寝かせる!と割り切ってしまう。
個人投資家の強みは、日次・月次の取引に一喜一憂する必要がなく、時間軸を長く持てること。その強みを活かしましょう。
必ずどこかで大きく凹むタイミングがあるはずですから、その時に一気に投入するのはいいでしょう。
株価下落の目安ですが、
東日本大震災で20%弱、コロナショックで30%。リーマンショックで40%です。
したがって、株価が10%下がったら1/3投下するペースで投資するのである、とか決めておくと良いですね。
あとは、割安で放置されている「みんなが嫌っている銘柄」の中で自分が価値を感じる銘柄を買うとかですかね。
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