こんにちは。配当金で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
週末恒例の、今週購入した銘柄の共有をさせていただきます。
※前提、ルーティンとして毎週金曜日に約100ドル分の米国市場銘柄を購入し続けています。
今週は米国のたばこメーカーである アルトリアグループ (ティッカー: MO )を購入しました。
前回購入してから1か月ぶりの買い増しです。
直近は2週に1度VYMを買い、それ以外の週で アルトリアグループ (MO)かファイザー(PFE)を買うことが多いですね。
いずれも配当を目的にしてはいるものの、アンパイであるVYMで底を固めつつ、過小評価されているように見えるMOとPFEでリスクリターンを高めるようなイメージです。
なお1か月の最終週にあたる今週は、月の配当金から100ドルを追加拠出してVYMの購入に充てています。
今週購入した銘柄
今週は以下取引を行いました。
購入
【 MO 】購入銘柄とその理由
購入銘柄について
【MO】アルトリアグループ
セクター | 生活必需品 |
株価 | 40.3 |
予想PER | 9.01倍 |
EPS5年成長率 | 3.83% |
配当 | $3.92(四半期あたり$0.98) |
配当利回り | 9.58% |
アルトリア・グループは米国バージニア州に本社を置く米国最大のタバコメーカーです。
2008年にタバコ事業の国際部門として「フィリップ モリス インターナショナル」を分社化し、アルトリア・グループは米国に注力しています。
銘柄で言うと、マルボロ、ジュール、アイコスなど並べるとイメージを持ちやすいかもしれません。
ちなみに、これまでも何度か購入報告のエントリーを入れている銘柄になります。
【 MO 】のタグがついている記事がこちらにまとまっておりますので、よろしければご確認ください。
アルトリアグループの購入理由
アルトリアグループのみならず、たばこ業界は昨今の健康ムードの高まりが逆風になっていることは皆様もご存じかと思います。
コロナ禍では喫煙が重症化のリスク要素であるとされたことも相まって、市場は悲観的です。
それが株価にも現れているかと思います。
しかし、実は年間収益は2.4%しか減っていないのです。
紙たばこの販売数量は確実に下がり、それを価格の上昇で補っている形。
販売数量は年率マイナス10%近いという情報も見たことがあります。
一方で紙たばこ以外の経口製品の伸長は著しく、上記の価格上昇と相まって穴埋め(止血)に成功しつつあるようです。
出典: アルトリアの 2023 年第 4 四半期の決算
そしてアルトリアグループの経営陣がたくましいと思うのは、
過小評価により割安になった自社株を買い戻すことでEPS(1株当たり利益)を確実に押し上げ、調整後ベースのEPSは前年比2.3%増の4.95ドルとなり、過去最高値を更新しています。
配当性向も依然として80%程度。80%というと通常は危険水域になりうる高さではあるものの、配当以外に利益の行き場がないタバコ業界(言い過ぎ)においては、余裕さえ感じる水準です。
アルトリアの経営陣は、2028 年まで一桁半ばの調整後 EPS と 1 株当たり配当の CAGR を目標としているとのこと。
それまではもう少し持っておき、配当をどんどん生んでくれることを期待したい銘柄です。
<MOの株価推移>
40ドル付近が直近の底値になっています(コロナショックあたり)
今はこの底値を試している感じでしょうか。
ここを抜けると一気に下がってしまいそうですね。
ただ、上記の通りしばらくは配当を維持できるであろうことを考えると、これ以上株価が下がるとついに利回りが10%超えてしまいそうで、個人的には嬉しいような悲しいようなという感じです。
取引完了後のポートフォリオ
日本株+米国株
日本株
米国株
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