こんにちは。配当で人生を豊かにしたい転職エージェント、灰藤です。
12月は9月確定の配当や優待が実際に手元に届く月ですね。
9月は3月に次いで権利確定する社数が多い月になります。
約3900社ある上場企業のうち、2023年9月に「配当」の権利が確定するのは「9月決算会社(期末配当)」か「3月決算会社(中間配当)」、あるいは一部の「四半期配当会社」のいずれかで該当する企業は約2400社も存在する。
https://diamond.jp/zai/articles/-/1021177
さて、今回は私が直近で受け取った株主優待について、ヤマダホールディングスと中央倉庫の優待を紹介させていただきます。
また最後には優待投資についての考え方についても触れさせて頂きます。
コンテンツサマリ
- 受け取った優待
- ヤマダホールディングス(9831)
- 中央倉庫(9319)
- 株主優待のメリット/デメリット
- メリット
- デメリット
- 株主優待は利回り換算するか?
受け取った優待
ヤマダホールディングス(9831)
ヤマダホールディングスからは自社の商品券1000円分をいただきました。
100株だと、
3月:500円分
9月:1000円分
の商品券を受け取ることができます。
ちなみに500株、1,000株、10,000株で優待額がランクアップします。
10,000株だと年間50,000円分も商品券を頂くことができます。
<優待券イメージ>
<概要>
ヤマダホールディングスは、家庭電化製品を販売している会社です。
近年は、家電だけでなく、インテリアやリフォームも合わせた、「快適な住空間」というキーワードで包括的な事業展開をしています。
■優待買物券が利用できる店舗
『ヤマダ電機』を筆頭に、多岐にわたるグループ店舗で使用できます。
- ヤマダ電機
- 家電住まいる館YAMADA
- ヤマダアウトレット
- テックランド
- 九州テックランド
- ベスト電器
- ベストフレンドショップ
https://www.kabuyutai.com/kobetu/yamada-holdings.html より引用
実はヤマダホールディングスの各店舗は、家電以外にも食料品や洗剤など日用品も多く取り揃えているので、使い勝手が非常に良い優待なのです。
<配当+優待の利回り>
中央倉庫(9319)
中央倉庫からはQuoカードを500円分頂きました。
100株だと
3月:1000円分
9月:500円分
のQuoカードを受け取ることができます。
ちなみに1,000株、5,000株で優待額がランクアップします。
5,000株だと年間8,000円分のQuoカードを頂くことができます。
<概要>
中央倉庫は、物流事業をおこなっている会社です。
同社の柱である倉庫事業では、取扱品に応じた仕分け・梱包・検品などをおこなう流通加工業務に取り組んでいます。
また物流事業以外だと運輸・国際貨物・物流コンサルティングなど、幅広いサービスも展開しています。
Quoカードは財布に忍ばせておいて、ちょっとしたコンビニでの買い物とかで使うのがいいですね。現金を使わないので得した感が大きいです♪
<配当+優待の利回り>
株主優待のメリット/デメリット
私の考える「株主優待投資のメリット/デメリット」は下記のとおりです。
メリット
- 投資の楽しみが増える。
- 株価下落時に下支えとなる。
- 税金がかからない
デメリット
- 優待廃止による株価下落(+優待は廃止傾向にある)
- 業績悪化しても冷静な判断が難しくなる
メリット
①投資の楽しみが増える
家計の節約になる「おいしい食品」や、日常生活で使える「便利な商品」などが毎年もらえると、日常に彩りが生まれます。
また家族も巻き込んで楽しめるので、理解も得やすくなるでしょう。
②株価下落時に下支えとなる。
配当と同じくですが、株価が下がると優待利回りは上がるので、優待目的での買いが入りやすくなります。
株主優待が株価下落時の下支えになるので、投資する際の精神負担も軽くなります。
また長期優待目当てで手放さない株主も一定数いるでしょうから、その分崩れにくいと言えます。
③税金がかからない
これは「配当と比較して」という話です。
配当投資の場合は、どうしても配当金に所得税ほかがかかることは避けられず、8掛けほどになってしまうことがほとんどです。
(NISA口座での運用は除く)
優待の場合は、例えばQuoカードであれば500円分まるまる手にすることができるので、その分税負荷を下げることができているといえるでしょう。
デメリット
①優待廃止による株価下落(+優待は廃止傾向にある)
業績の悪化などを理由に優待を廃止・改悪すると、大きく株価が下がるおそれがあります。
優待を設けていると、本来の価値よりも高く評価され割高になっていることがあるのです。
また直近、株主優待制度を廃止/改悪する企業が増えています。
株主優待「廃止ラッシュ」で損をしない!優待を改悪・廃止しやすい企業の意外な共通点
よく言われるのは、
・優待目当ての個人投資家が増えることによる株主コストの圧迫
・使えない優待にお金を使うなら、配当に回して、株主に利益を公平に還元すべきという意見(主に海外投資家、機関投資家)
ですね。
顧客獲得・CRMにもつながる施策であることは間違いないですが、上記との天秤にかけて各社判断している形です。
②業績悪化しても冷静な判断が難しくなる
優待株投資の場合、業績が悪くなっても、優待欲しさに損切りできないことがあります。
しかし、業績悪化はいずれ優待の廃止・改悪にもつながる事象ですので、企業の業績も加味したうえで判断することが求められます。
株主優待は利回り換算するか?
結論、「利回り換算する」で良いと思います。
・Quoカードはほぼ現金なので間違いなくOK。
・サービス優待についても、その店舗を利用するのであれば実際に現金費消は減りますし。
例えば飲食店銘柄だと利回りが10%を超えることもざらにありますが、利用するのであればここはブレずでいいと思います。
・現物の優待についても、例えば食料品など実生活で利用するのであれば、同じく現金費消を抑えることができるので、実質的には利回り換算して相違ないでしょう。
利用しないものについてもメルカリなどフリマサイトで転売もよく見かけます。
これは転売時に割り引く分だけ利回りも下目に出ますが、「利回り換算するかしないか」という問いに対してはYESで変わりません。
「自分が使いたいし、使いたい誰かがいる」
そういった銘柄・優待であれば、利回り換算したらいいのではと思います。
※むしろ、そうじゃない銘柄はそもそもホールドするべきではないと思います。
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株主優待は
・クオカードや商品券など金券類
・その会社のサービス優待
・その他物品
など企業によって様々ですが、現金としてもらえる配当とはまた違った良さがありますね。
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またオススメの優待銘柄を紹介するエントリーも投稿してみますね。
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★最後に
あくまで主は配当に据えていますが、「人生を豊かにする」という目的に照らし合わせたときに合致するようであれば
優待を否定するつもりはありません。
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